障害者福祉センターのIT講座の受講生は、脳梗塞で右半身が不自由である。歩くのも不自由だから、長距離の歩行はできない。その方のとっては、今やパソコンで何かやることは、今や生活の一部だし、極端にいえば生きがいなのである。エクセルのアプリの説明書を、近くの図書館で借りてきては、コピーを採ってきて、読破するのである。ゆっくり読んで細かく指定された通りをやれば、関数もグラフも文書作成もできるように書かれているので、パソコン操作は簡単ではあるが、根気のいる作業だからである。
彼のIT講座の講師をひきうけたのは1年半前の12月である。当方のつたない知識と経験から、教えられることは3月いっぱいで終了だなと思っていたら、年度が変わっても続けたいとの意向で、受講生には失礼だが、ずるずると続けて早や1年半が過ぎてしまった。
NHK交響楽団 第1720回 定期公演
2012年1月28日(土) 18:00~ NHKホール
自由席 3階 C13列 29番 1,500円
指 揮 : レナード・スラットキン
ヴァイオリン : ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ *1
管弦楽 : NHK交響楽団
曲 目 :
ベルト : フラトレス(1977・1991改定)
バーバー : ヴァイオリン協奏曲 作品14
チャイコフスキー : 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
アンコール曲
ガーシュイン (D.リメリス編曲) : 歌劇「ボギーとベス」から
”Bess、You Is My Woman” 弦楽伴奏つき*1ソロ
あわてた、あわてた。開演は6時からではないか。4時17分発の我孫子行きに乗ったのだから、今日はゆっくりでいいので、表参道で下りて会場まで歩くか、と思っていた。と思っていたのに快速電車に乗ったのが第1のミスである。ゆっくりと思うから居眠りをしてたら、乗り換えるべき北千住駅を通り過ぎてしまったのである。この時やっと開園に間に合わすにはこのまままっすぐ急がねばならぬことに気づいたのである。あとは、千代田線に乗り換えて、明治神宮まえまでまっしぐらである。代々木公園通りを足早に進んで、点滅する青の信号の間に、通りを渡ってNHKホールに着いたら5分前であった。
第1ステージの曲は、初めて聴く曲だし20世紀後半の曲だから、馴染めなくて眠いのに任せて居眠りを繰り返していた。今日は3階席の一番後ろだったので、他のお客様の視界を遮ることの心配もなくコックリコックリを繰り返していた。だー2ステージのチャイコフスキーは、馴染みの「悲愴」だが、今日の演奏はどうもなじめなかった。何度も聴いた曲だが、あっちこっちで聞きなれない主題が聞こえたりして、別の曲のイメージがした方である。
2012都民芸術フェスアイティバル参加公演
オーケストラシリーズNo.43 東京交響楽団
2012年1月25日(水) 19:00~ 東京文化会館
B席 3階 1列14番 2,800円
指 揮 : 秋山 和慶
チェロ : 横坂 源 *1
管弦楽 : 東京交響楽団
曲 目 :
ウェーバー : 歌劇 「オベロン」 <序曲>
ドボルザーク : チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 *1
ベートーヴェン : 交響曲 第7番 イ長調 作品92
アンコール曲
モーツァルト : 歌劇 「フィガロの結婚」 序曲
都民芸術フェスティバルの3日目だが、聴衆の入りは昨日と同じで非常に悪かった。演奏曲目のポピュラー度合いは変わらぬから、指揮者と楽団の人気度によることになるが、秋山氏指揮の東響の定期公演の入りはそんなに悪くはないので、この入りの悪さの原因は当方には理解できない。3階席の両袖は数えるほどしか着席していないからである。
人気が無かったためか、3階席のセンターブロックの最前列中央の座席を予約できたが、開演間際に着席してびっくりした。ステージが見えすぎである。普通に座っても1階席の最前列がよく見えるではないか。これでは当方の後ろの方は当方の頭しか見えないのではないだろうか。といって頭を低くするようにずれ込んで座ってみたが、腰が痛くなりそうな不自然な姿勢になるのですぐあきらめた。結局最後まで不通に座ってしまったが、後部座席の方は迷惑しただろうと思う。日頃後方で前の席の人の座高の高さと厚かましい座り方を批判的に見ていることもあって、今日は最後まで小さくなって座っていた。
2012都民芸術フェスアイティバル参加公演
オーケストラシリーズNo.43 日本フィルハーモニー交響楽団
2012年1月24日(火) 19:00~ 東京文化会館
B席 3階 2列15番 2,800円
指 揮 : 川瀬 賢太郎
ピアノ : 上野 優子 *1
管弦楽 : 日本フィルハーモニー交響楽団
曲 目 :
チャイコフスキー : バレー音楽 くるみ割り人形 作品71より ”花のワルツ”
チャイコフスキー : ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23 *1
チャイコフスキー : 交響曲 第5番 ホ短調 作品64
アンコ―ル曲
ボルト・キエウィっチ : エレジー *1ソロ
チャイコフスキー : ≪弦楽セレナーデ≫ 第2楽章
東京文化会館は5階席まで音がよく通る。天井の反響板が、連続して5階席の頭上まで伸びているためだが、この響きと音の通りの良さを、指揮者も楽団員も御存じないのだろうか。管楽器特にトランペットの音が響きすぎである。会館の構造を少しでも理解していれば、楽団員といえども少し遠慮しただろうし、指揮者はそれを配慮して音量をセーブさせるのが役目と思うのだが、この日の演奏は野放しであった。トランペットの音が突出して、弦楽器の音が聴こえないのである。指揮者の若さゆえといってしまえばそれまでだが、もう少し拝領が必要に思います。
それにしても、今日の聴衆の入りの悪さは何故でしょうか。昨日の東フィルがほぼ満席だったので、余計目立ってしまった。3階のL席、R席は無人に近く、1階席の前方の両サイドにも誰も座っていなかった。演奏会の条件は昨日と全く同じだし、降雪による出足への影響は昨日の方がはるかに大きかったと思えるので、これは指揮者とソリストの経験度と人気の差なのでしょうか。楽団の人気度も影響したのでしょうか。
2012都民芸術フェスティバル参加公演
オーケストラシリーズNo.43 東京フィルハーモニー交響楽団
2012年1月23日(月) 19:00~ 東京文化会館
B席 3階 2列18番 2,800円
指 揮 : 小林 研一郎
ピアノ : 小山 実稚恵 *1
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
曲 目 :
モーツァルト : 歌劇 「フィガロの結婚」 K.492 序曲
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 *1
ベートーヴェン : 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
アンコール曲
ブラームス : ハンガリー舞曲 第5番
コバケンさんの相変わらずのパフォーマンスは今年も健在である。ソリストのピアニストをもり立てるのは、当然だが、ピアノ協奏曲の終了時ににも、オーボエやクラリネットのソリストの演奏をたたえて起立させ、聴衆の拍手を呼んでいたし、終演時には、楽器毎に近くまで寄って賞讃し、メンバーを起立させて聴衆の賞讃をあおっていた。聴衆に対してもそうだが、楽団員に対してもサービス旺盛である。
予想されたとおりだが、帰宅時は雪だった。上野発21時3分の成田行きに2分の差で乗り遅れて、我孫子駅で線路に降りしきる雪を眺めて、25分もまってしまった。暖房つきの待合室は、こういう時は特にありがたい。暖房も兼ねてであろう、立ち食いのソバ屋は中に入りきれないで、粉雪のまうホームで立ち食いしている人がいるほど混んでいた。駅からは雪降る中で自転車の片手運転を試みたが、さすがにハンドルを取られそうで危なっかしいので、傘を持った右手でハンドルを抑えて、どうにかペダルをこいだ。今夜は積もりそうな雪の降り方である。
日本フィルハーモニー交響楽団 第637回 東京定期演奏会
2012年1月20日(金) 19:00~ サントリーホール
P席 2階 P3列 22番 1,900円
指 揮 : ラン・シュイ
ピアノ : 田部 京子 *1
管弦楽 : 日本フィルハーモニー交響楽団
曲 目 :
メンデルスゾーン : 序曲「美しきメルジーネの物語」 作品32
シューマン : ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 *1
ブラームス : 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
日本フィルハーモニー交響楽団の金曜日の定期演奏会はともかく入りが悪い。次の日の土曜日と同じ演奏曲目だから、定期の聴衆も土曜日の方に流れてしまうのだろうが、それにしても入りが悪すぎる。見た目5割である。ステージ後ろのP席に陣取っているから、全部の席が見渡せるので、入りの悪さがよくわかるからである。朝から冷たい風の吹く寒い一日だったので、チケットを買っていてもおいでにならなかった方がいるとは思うが、それにしても5割の入りでは採算が合うまい。曲目はポピュラーなクラシックの名曲だから、もう少し人気があってもよさそうだが、指揮者がこの日が日本での初めてのステージだったのも災いしたようだ。
演奏は残念ながら平凡で、無難にこなしたという印象しかなかった。指揮者ラン・シュイの棒振りはぎこちなく、ロボットの振りのような部分が見られて、ぎこちなさが残ってしまった。